アパレルメーカーのバートルでは、肌寒い季節に重宝する秋冬用の防寒着も数多くリリースしています。
さまざまなところにメーカーの工夫が凝らされたバートルの防寒着は、幅広い世代から人気です。今回は、バートルのコレクションから人気の「7310」のシリーズを取り上げて、製品の特徴や人気を得る理由について解説をします。
「7310」は、バートルが発売する「Autumn & Winter」のラインアップに含まれる防寒ジャケットです。参考サイト⇒激安防寒着
このシリーズは、企業からも評価が高く、オフィスウエアとしてもしばしば採用されています。バートルと聞くと、内側にファンが付いた空調服を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。空調服は、外側からの空気をファンで衣服の内側に取り込むことで体温調節をしやすくしてくれるワークウエアです。
このようなウェアは、暑い季節の屋外作業などで活躍してくれます。防寒ジャケットの「7310」の場合は、秋から冬にかけての屋内、屋外作業で利用ができる仕様です。空調服と同様に、「7310」も仕事場の環境を考えて作られており、実用性に富んでいます。
バートルの「7310」の特徴のひとつは、保温性に優れることです。この製品は、首の部分と背中、脇の下の部分にマイクロフリースを使っています。繊維を毛羽立たせたマイクロフリースは、空気の層を作り、温度を逃げにくくする効果があることが知られていますよね。
バートルの「7310」は、冷えやすい首元や背中、脇の下にこのような保温効果の高い素材を使用しているため、寒い場所で作業をするときにも体を暖かく保ってくれます。肌に触れたときにひんやりとした質感がないのも、マイクロフリースの特徴です。
ポリエステルなどのナイロン素材は、肌に触れたときに冷たい感覚を覚えることがありますよね。こういった感覚が苦手な人は、バートルの「7310」のように肌に触れる部分にマイクロフリースが使われている製品を選ぶと、ストレスを感じることが少なくなるでしょう。
このシリーズの防寒ジャケットは、襟を立てて身につけることも可能です。風が強い日などは、前身頃のファスナーを閉めて襟を立てておくと、保温効果がアップする可能性があります。
素材が軽量で動きやすいのも、バートルの「7310」の特徴に挙げられるでしょう。保温性に優れるアウターには、身につけたときに重さを感じるものもあります。このようなアウターは、体を動かす仕事の場ではストレスになることが多いですよね。
実のところ、「腕の上げ下ろしがしにくい」、「着ていると肩が凝る」などのデメリットがあるアウターは、ワークウエアにはあまり向きません。バートルの「7310」は、軽いポリエステルが主に使われています。脇の下の部分には、ボンディング加工のマイクロフリースがあしらわれているため、腕の上げ下ろしもしやすいです。
2種類の生地を張り合わせるボンディング加工は、素材の強度をアップさせたいときなどにしばしば採用される縫製の技術です。ワークウエアの場合、脇の下の部分はどうしても傷みやすくなります。仕事の場では、腕を動かす作業が発生することが多いですよね。
そのため、ほかの部分の素材にはまったく問題が見られなくても、脇の下の部分だけにほつれやスレ、破れなどが発生することがあります。
あらかじめ、傷みやすい部分にダメージを防ぐ加工が施されていれば、製品を長く愛用できるかもしれませんね。
防風、撥水効果があるのも、バートルの「7310」の特徴です。こちらの防風の表地は、PUコーティング加工とWRコーティング加工が施されています。PUコーティング加工は、ポリウレタンを使って生地の表面を覆うコーティング加工のことです。
このような加工をすると、外側からの風を通しにくくなるだけでなく保温効果もアップします。WRコーティング加工は、水をはじく素材で生地をコーティングして膜を人工的に作る加工技術です。衣服の撥水加工ではしばしば、このWRコーティング加工が採用されます。
屋外作業の際には、強風や雨のなかで業務をしなければならない場合もあります。こういった過酷な環境を考えて加工がされているのが、バートルの「7310」です。悪天候の日でも安心して身につけられるアウターを探しているときは、こちらのシリーズが候補に挙がってくるかもしれません。
バートルの「7310」の場合、スタイリッシュなデザインに惹かれて購入を決める人もいます。実用性に富むワークウエアは、「デザインがオシャレでない」や「見た目が地味」などのデメリットが伴うことがありますよね。
バートルの「7310」は、全体的にスリムなシルエットにデザインされており、スポーツウエアのような感覚で着こなすことができます。身につけたときにやぼったい印象にならない点は、この製品が人気を得る一因です。
バートルの「7310」は、前身頃と袖の部分に小さいポケットが設けられています。前身頃のポケットはファスナーで上下に開閉ができる仕様で、見た目もスマートです。袖のポケットはあまり目立たないデザインになっているため、ペンなどを入れても筆記具だけが悪目立ちしてしまう心配はありません。
センスの良いカラーが揃っていることも、バートルの「7310」が人気を集める理由のひとつです。バートルでは、オリジナルのさまざまなカラーを製品に取り入れています。「7310」の場合も、ベーシックなブラックのほかに3色のカラーバリエーションがあります。
鮮やかな青色が美しいのが、サーフブルーと名づけられたカラーです。
こちらのカラーは、一見するとワークウエアに見えないようなオシャレで爽やかな雰囲気です。サーフブルーは視認性に優れるため、屋外作業ではとくに役立ってくれる可能性があるでしょう。シックな印象を与えるのが、ネイビーとコディアックという2つのカラーです。
ネイビーは、深みのある上品な雰囲気の紺色です。コディアックもネイビーとニュアンスが似ていますが、こちらのカラーはややグリーンがかった色味が特徴です。コディアックはネイビーと同様に色に深みがあり、品の良いワークスタイルが完成するのが魅力になっています。
ここで紹介したバートルの「7310」には、この製品ならではのさまざまな特徴があります。人気を得る理由などをチェックしておけば、これからワークウエアを選ぶときにも役立つかもしれません。どのような環境で身につけるかは、ワークウエアを選ぶときにとくに重要なポイントです。
着心地なども考えながら、自分に合った製品を選びましょう。